カリブ海クルーズトラベラーの日記

カリブ海クルーズの船内や寄港地情報のまとめ

ハリケーン「ドリアン」

日本でもニュースになっていたようなので、

ご存知の方も多いかと思います。

先日発生したハリケーン「ドリアン」。

 

ハリケーンの強度を

カテゴリー1(最小)から5(最大)で表すのですが、

今回のハリケーンは最大の5の勢力で

丸2日間バハマ北部をゆっくり進行しました。

 

毎年6月から11月にかけては、

フロリダ州やカリブ諸国はハリケーンの発生率が高く、

2年前はカテゴリー4の勢力のハリケーン

「イルマ」がマイアミに直撃しました。

 

気の毒な事に

今回のハリケーン「ドリアン」は

勢力が最大の5を記録しました。

通常4で既に、家屋を全壊する可能性があると言われています。

屋根も飛んでいけば、

骨組みまで無くなってしまう事すらあります。

ハリケーンの発生が多い土地柄とは言え、

5にまで発達するのは極めて稀です。

 

それにプラスして

ゆっくりと進むペースの遅さが、

今回の被害を更に悪化させてしまったと言われています。

 

言葉が悪いですが、

クルーズで訪れるカリブの国々は、

基本的に途上国で

国をあげる顕著な産業がありません。

 

クルーズ船が入る時が

周辺住民の一番の稼ぎ時なので、

港や観光地には売り子や運転手達が集まりますが、

そうでも無ければ

普段街中はガランとしています。

 

途上国なので道路、水道などのインフラも

都会ほど整っておらず、

こう言った災害があると

復興に数ヶ月から数年もの時間が掛かってしまうのも事実です。

 

今ロイヤルカリビアンクルーズでは

会社をあげてバハマを支援する活動を行なっています。

救援物資の輸送、

食事の提供、

募金活動、

昨日は会社のCEOが実際に現地を訪れています。

 

バハマはフロリダから一番近いカリブの国で、

ロイヤルカリビアン船も何十年と寄港してきた

まさに「家族」の国なので、

それだけ想いも強かったのだと思います。

 

マイアミの市内でも

募金や救援物資の回収が積極的に行われています。

 

バハマは小さな島々から構成される国で、

今回、多くのクルーズの寄港する首都ナッソーや、

ロイヤルカリビアンの「ココケイ(船会社所有の島)」

では酷い被害は防げたようです。

それでもナッソーは

店が営業出来ないほどに浸水したり、

ココケイも数日間閉鎖されていました。

 

ハリケーン発生率の高い11月までのご旅行は、

十分天候をご確認の上日本をご出発下さい。

(天候により進路変更となる場合は、クルーズ会社やお申し込み先の旅行代理店から連絡が入ります。)

 

https://www.instagram.com/p/B17mOMLnwCT/

#バハマ に直撃した大型#ハリケーンドリアン 。#ロイヤルカリビアンクルーズ では、9/4(水)に船会社の調査員を送り、被害状態を確認するようです。本日クルーズに関する記事で書かれていたコメントが心に残ったのでシェアさせて頂きます。“被災地に寄港した際には、船から出て、現地にお金を落とそう” 例えば私達の使うランチの1000円でも、現地の方には生活の助けになるからです。マイアミでは1000円ではファーストフードのハンバーガーくらいしか買えませんが、#カリブ海 ではそんな1000円にもっと価値があります。売り子さんが必死で、客引きに少し戸惑う事があるかもしれませんが、、ビーチでのマッサージも2000円程度です。手作りの民芸品でも、何か良さそうな物があれば、是非足を止めて見て頂ければと思います。ショッピングセンターには無い味のある品物もありますし、マッサージも力強くてオススメです!